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校長あいさつ

2011年04月06日
学校長あいさつ
 平成23年度の船越小は、23クラス、全校児童714人でスタートしました。
 東日本大地震の影響が日本中に広がりつつある厳しい状況の中で、日本人全体が復興を目指して助け合い、知恵を出し合って動き出す元年とも言える年です。私たちも心を引き締めて、不屈の心を持った日本人を育てることを大切にしていきたいと考えています。

 学校教育目標は、本年度より「思いやりの心と自信をもち、勢いのある子どもの育成」としました。思いやりの心をもって仲間とかかわる人間関係を基盤に、自分のよさを自覚させて自信をもたせることを積み重ねていけば、進んで行動する勢いのある子どもを育てることになり、ひいては勢いのある船越小になると考えています。
 平成23年度は、自分のよさを自覚させ、自信をもった子どもを育てることを重点にしたいので、重点目標を、「めあて、実行、がんばる喜びをつなげよう」としました。
 本校の子どもたちの強みは、めあてをもつとできるまでがんばろうとする前向きの勢いがあることです。子どもたち一人一人が、めあてをはっきりともち、具体的に取り組むことを考え、実行に移していけば、きっとやりとげた喜び(達成感)を感じることができるだろうと考えます。そのスモールステップを繰り返していくことが、自信につながります。
 特に先生や家の人にほめられたり、友だちから認められたりすることが、大きな後押しとなり、自信につながると思います。ですから、私たち教職員が子どもの「今」に正対し、達成したことだけでなく、やろうとした意欲や、がんばった過程、前より少しでも伸びたところを見取り、よさを伝えていくことは重要な役割だと考えています。
 前年度まで、「言葉のキャッチボールをつなげよう」を合言葉に、「人・もの・こと」に心をつなぐことをみんなで進めてきました。
 本年度は言葉のキャッチボールに加え、自分の中でがんばる喜びをつなげるだけでなく、人と人がよさを認め合って喜びをつなげていくことも願っています。
どうぞよろしくお願いします。
                              丸山久代
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