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校長あいさつ

2024年04月10日
「一歩踏み出す子」
            
            校 長 川端 紳之 

 ウェルビーイングという言葉を聞いたことがあるでしょうか。ウェルビーイングとは自分も他者もみんな幸せでいる状態を表す言葉です。多様性が社会の有り様のキーワードとなっていますが、子供たちが生きていく社会が誰にとってもウェルビーイングを感じられることを強く望んでいます。
 さて、船越小学校は新1年生を迎え571人でスタートしました。静岡型小中一貫教育も3年目を迎え、清水二中グループの船越小も、二中、岡小、浜田小との連携を強め、学校教育目標を統一し、9年間を見通したカリキュラムを編成し、小中が一貫した指導に取り組んでいきます。また、横のつながりとして、地域と連携し、防災教育を中心とした特色のある教育を進めていきます。学校、保護者、地域が協働してこの二中学区、船越小の子どもたちを育てていきたいと思います。
 今年度も船越小では、「一歩 踏み出す子」を重点目標にして取り組みます。この目標は「やってみよう」と自ら動き出す主体性を育むことが目標です。自ら動き出すエネルギーのもとには、「自分はやれるじゃん」「自分は人の役に立てるんだ」といった自己有用感を感じ、自分に自信をもてることが大切です。そのためには家庭や学校に自分の居場所があり、自分のことをわかってくれる人や認め価値づけてくれる人の存在が必要です。家庭と学校が一体となって、よい表れを大いに認め、褒め、自己有用感を育てていきたいと思います。
 船越小学校に関わるすべての児童、保護者、教職員、地域の方々がウィルビーイング(幸福感)でいられるように取り組んでいきたいと思います。
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